マイクロコンピュータキット

今のようにコンピュータを買ってきて電源を入れれば一寸の設定でインターネットが

出来てしまう時代の前はこんな時があったのかと思われる製品があります。

1976年5月  TLCS−12A EX−0 


ONE-BOARD MICRO-COMPUTER

CPU -- T3190   12ビット並列処理プロセッサ

MCU -- T3416B  メモリ制御ユニット

DCU -- T3418   入出力制御ユニット

RAM -- TMM111C 128×4ビット読み書きメモリ

PROM - TMM121C 512×4ビット再書き可能ROM

GIOR -- T3220  汎用4+8ビットレジスタ

BDU --- T3269  12ビット双方向バス・ドライブユニット

1977年5月  TLCS-12A  EX-12/5


EX-0の基本構成にシステム動作指示のための補助回路

を付加したもの。

では、何に使用したのでしょう。

マイクロコンピュータをよく理解するために(ハードウェア

のチェック)シンクロスコープ等で、EX-12/5システム

のいろいろなポイントを当たり、動作している時、していな

い時の波形を理解する。

RAMへ機械語命令の書き込み/読み出しおよび書き込んだ機械語プログラムの実行。


1978年3月  TLCS-80A  EX-80



このキットはプログラミング手段としてキーボードと16進数表示の8桁ディスプレイを備えている。

テレビインタフェース(スイッチ切替でキャラクタディスプレイになる)とオーディオカセットインタフェース

が付いている。

機能としては、テレビを使ってアニメーション、テレビゲーム、電子音楽等楽しむことができる。

この頃でしょうか私もブロック崩しや、戦車ゲームのキットを買ってきて楽しんだ覚えがあります。

その後、APPLEllの手作りが始まりました。
        APPLEllワールドへどうぞ
                          

EX製品を世の中に紹介出来る事が出来ましたので報告します。
2011年12月20日放送、 2012年2月19日再放送。        頂いたDVD、放送説明表紙
鑑定金額は?。 興味有ったら調べて下さい。

放送では個々の鑑定額はカットされましたが、その場では鑑定額を知ら
せて頂きました。

こちらのEX-5は手持ちが2個有りました
ので、放送がされる前に1個販売しました
リアルタイムに手に入れた物を売って、
残りの物を出品しました。

このページは10年前くらいから提示して
いましたが、最近このページを見た方か
ら ”キットを組み上げて動作させて見
たいので是非譲って下さい” とのメー
ルを頂、コレクターで無く、作って楽し
みたいと言うなら譲りますとなりました

  (販売日 2011年10月5日)

私自身も組み上がった姿は見る事が出来ないでいるので、譲った方からの出来上がり報告を楽しみにしてい
ます。 出来上がった姿をこのページを見ている方にも見せたいので、この下のスペースを空けておきます
出来上がりましたら是非写真を見せて下さい。

テレビで放送された後の反応とか見ますと、たぶん、この製品はこの世には、もう他には存在していないと
思います。昔作った方も、もう廃棄されていると思います。今となっては何の役にも立たないでしょうから

完成品写真はこちらに。 お待ちしています。
販売してからあと3ヶ月で3年となりますので購入者に写真を頂けるようメールを出しましたら受信不能の
自動メールが届きました。どうやらメールアドレスを廃棄したようです。
携帯番号も知っていますがこちらから電話する事はありません。
住所もメールに書いて有りましたがグーグルアースで空から見たところ木々が生い茂っていて建物が見え
ない様子です。 販売は私の家まで来て手渡しだったので住所も宅配便が届く所か、分かりません。
未だに組み上げていないなら販売条件を偽っての購入になります。 
そこで販売日が過ぎたらどのようなやり取りで販売に至ったか、交わしたメールを随時公開して行きます。
何故販売日が過ぎた後かと言いますと、一般的詐欺の時効は3年です。 こんな事で犯罪者を作る気には
なりませんので。 少なくとも販売日時点では友好的な趣味を同じとする親友関係に有ったはずですから。

EX-5は非常に稀な品物です、恐らく写真で見られるような状態の物はもう無いと思われます。
その品物を持っていると言う事は私から渡った物に間違いが無いと思います。 もし誰かに自慢をして
見せていたなら、見た方がこのページを見たとき気づくでしょう、どのようにして手に入れたかを。
個人を特定するような発表は致しませんが、 関西方面の方 とだけは知らせておきます。

こんな部品が出て来ました。 最初に手に入れたEX-5を本気でどうにかしようと思っていたようです。
プリント基板Aコネクタ 

100ピンのワイヤーラッピング コネクタです。
今では余り見かけなくなってしまいましたが、私が若い頃の
輸入工作機械の制御盤はほとんどこの方式を使用していまし
た。15個有りましたが1個はもう1台のEX-5と一緒です
どうしてこんなに必要だったんですかね、基盤1個で色々な
事をさせたかったのでしょうか。

こちらのコネクタは フリーエッジBコネクタ(オプション)

こちらは当時新品が手に入らず、廃棄機械から見つけて取って
おいた物です。ICソケットも増設用を全て揃えましたが、肝心
のIC T3219 TMM121C TMM312P は手に入らないでしょう。

こちらの電卓キーボードはディップスイッチの代わりに組み込
もうとして用意した物でしょう。キットに必要な物は16進有る
物ですが、そこは何とか。 そんな経験がアップルキーボード
作りに生かされていると思います。
 EX-5プリント基板表
 EX-5プリント基板裏
鑑定団の番組作り上、何か
エピソードは、っと言われ
たので少し年表仕立てで
作った表です。

生まれてからコンピュータ
が大きく進化して行く時代
に遭遇しているのが分かり
ます。
少しはそれに乗っかる事が
出来たかな。