3 章 花粉症
今日はやけに暇な一日である。最初の患者さんは

午後2時を回っていた。

入ってくるなり まいったよ花粉症になってぼぉーっとしていてくしゃみ

をしたらギックリ腰になっちゃた と話した。

ギックリ腰は安静にしていて冷やしてやるくらいで軽症の場合治るが花粉

症はマッサージではどうにもならない。

花粉症になった原因らしいことを話してきた。

彼は以前道路沿いで車の通りの多い所で仕事をした事があり、

その後花粉症が発症したらしい。

車の排気ガスが原因かもしれない。

そう言えば山奥に住んでいる人で花粉症の人は少ない。

ほとんどが都会と言うか経済活動の活発な地域の人に多い。

人それぞれで症状が違うので余り参考にならないかも

知れないが私の経験を話してやった。


普通花粉症らしき物になったら鼻水とか出てきて

寒気などないから鼻炎になったかと思い耳鼻科医院へ

行く事も多いが私は掛かり付けの内科の先生の所に行った。

先生は今は良い薬ができているよと言って飲み薬を出してくれた。

本当は症状が現れる前に飲むと楽なんだけどと言われた。

その年は薬を飲み初めて2〜3日でだいぶ楽になってきた。

次の年は花粉が飛びそうになる前に薬を出してもらっていて、

テレビなどの情報を元に周囲に花粉が飛びそうになる

3日前頃から薬を飲んだ。

薬を飲んでの経過は

飲み始め 夕食時 その夜 ほとんど変化なし

次の朝 トイレに行った時寒気がして背中辺りから

かなり全身に近い感じで寒気がした 朝食時服用

その日のお昼

体がだるくなり眠気も強くなり喉の乾き感が出てきて下半身が重くなる。

この日はそのような状態が続いた。 夕食後服用

次の朝 寒気感は半減したが喉の乾き感は続く。

次の朝 寒気感ほ解消したが喉の乾き感は残った。

次の朝 体の違和感はほとんど解消した。

次の日あたりから花粉の飛散が認められて来たが

花粉症の症状は現れなかった。


このような話をしてやると彼は、行きつけの先生の所に行ってみるよと

言って院を後にした。

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