SMC-777の世界
松田聖子がコマーシャルをしていたソニーの8ビットパーソナルコンピュータ
上写真 本体 増設3,5インチFD テンキー ジョイスティック 増設ユニットに8インチFDインターフェイス
8インチ2ドライブ2台 プリンター 純正モニター。
残念ですが25年以上も仕舞い込んでいたので写真のような状態です。
物置から出して来て組み上げて電源を入れたらこのような画面になりました。
最初FDが上手く収まらないので読み込みが出来ないのでFDを出して見るとフロッピーを入れた時に板が沈み込
むはずが上手く行かず読込み不能でしたので、機械構造部分を滑らかに動く様にして組上げましたが、結果的に
は同じ状態のまま。
今のパソコンで言えばバイオスが立上がっている状態のままでしょうか。
そんな訳で詳しいソフト紹介などは出来ませんが色々な物を紹介します。
フロッピーからソフトを入力するので基本ソフトOS、その他色々ダブってバックアップして有る物もありますが
この程度のディスケットの数があります。
SMC-777用の専門雑誌と本、一つずつ表紙を見て下さい。
8インチFDインターフェースはBUGと言う会社の製品です。 1984年7月19日付けの領収書が有りました。
値段は69500円です。 28年まえの7万円って今のいくら位でしょうか。 北海道に送金した。
8インチFD、4ドライブ分有ります。 NECの純正ドライブは発売当初は40万円くらいしていたと思います。
もちろんそんな値段では買わないです。 でも7万円くらいはしたと思います。
では、何故そんなに安く手に入ったか、よーく見るとドライブ番号が3、4、ですね、そうです、ここにある物は
増設用なのです。 増設用はこのままでは1、2、ドライブとしては動作しません。 しかし、ほとんどの人は
増設用でなく1番、2番用のドライブが欲しいのです、ですから売れない、だから値段が安くなる。
なので、1番、2番用に改造出来る人は安く手に入る。ここを読んでくれている人にはすぐにピンときますよね。
しばらく経ってまた秋葉原の出物屋さんを覗くと値段が2〜3万円上がっていました、気がついたか。
もう一つの2ドライブはドライブ無しで箱だけで売られていた物に色々な所から集めたドライブを収めた物。
今のハードディスクケースの前身ですね。 ドライブはバラで全部で4〜5台手に入れたと思います。
SMC-777の各説明書です。ボリューム的には申し分無いで
しょう。
しかし、多少パソコンの勉強は出来ましたがソフトとハー
ドに関して、でも、すぐにNECの98シリーヅのお世話に
なり始めて、お蔵入りになりました。
それではSMC-777で何をしていたか、懐かしいソフト名を
少し書きます。

SUPER CALC 、 MICRO SHELL 、 G・R EDITER
 J・WRITER 、 BDS,C 、 D BASE ][  、 
CP/M  ユーカラJJ 、SONY WRITER 、 EZグラフ
 、 LOGO 、 PASCAL-MT 、 TURBOPASCAL 、
 MACRO PRO WORD STAR 、 PL/1・80 、
ゲームが何本か。 
趣味の写真に関して、グラビア雑誌に出てくるモデルさん
のリストを作っていました。
単なるリストですが結構便利に活用していました

その雑誌はこれ。 平凡パンチ別冊
ここまで見て頂いた方にもう少しおまけ。
今ではコンピュータの教科書にも載らなくなった昔のメモリー。
下の写真は汎用機の磁気テープ。 このテープは直径215ミ
リ位ですが、もう一回り大きい260ミリ位の物も有ります。                            
こちらの下は汎用機のCPU基盤、聞いたところによると値段は1000万円したそうです。